この7月はパーソナルスタイリスト養成塾やスーツスタイリスト養成講座でのスタイリング実習の多い月でした。
後に続く方々にショッピング同行というサービスをお伝えしていく中で、講師としてもたくさんの気づきを頂く機会となりました。
22日(月)のショッピング同行実習は、すでにパーソナルカラー診断や骨格診断のプロとして、ビジネスをされているいろめのかさねの小森直美さんの授業。
さすがカラーのプロらしく、下見してあったストックアイテムはクライアントさんにバッチリの色でした。
まずはファストファッション店でスタイリング後、当日の直前下見で偶然にみつけたセール会場でもご提案。びっくりするようなお値段でした！
しかも、下見のときに見つからなかったクライアントさんのジャストサイズを見つけ、即購入。
実は通常のショッピング同行でも、こういったタイミングの良いことが起こるのです。
直美さんとクライアントさんの引き寄せ力なのかもしれません(笑)
次のご提案アイテムは、カラー&骨格タイプにフィットしたものを。
それだけでなく、クライアントさんのライフスタイルや嗜好を考えてのご提案です。
こちらもかなりお気に召して頂けたご様子でした。
次はクライアントさんの内面性にフィットするものをご提案。
全体の雰囲気がとてもお似合いでした。
その後、お時間に余裕があったので、直前下見で見つけたアイテムもご提案しました。
クライアントさんのカラータイプであったけれども、これまで着たことのない色が似合ったことに感動されてらっしゃいました。
すべての候補アイテムを試着された後に、作戦会議。
その作戦会議をどのようにするのかを、私が実際にクライアントさんにアドバイスをしながら学んで頂きました。
そして1着に決め、クライアントさんがこれまで着たことのなかったワンピースを購入されました。
スタイリング実習を終えた直美さんのご感想をご紹介いたしますね。
カラー診断と骨格診断を続けてきた手前「似合うものを探せなかった」という結論にはできない。
下見をする前はそんなプレッシャーでドキドキしていました。
しかし実際に下見を始めてみると、お客様の着用目的、なりたいイメージ、好きなファッションの傾向から目星をつけていき、似合う色と体型にあったデザインで選別していくことを自然にやっていました。
他のスタイリング講座では受講生同士で実習をしていたので、本番さながらのお客様での実習は緊張感もあり大変勉強になりました。
連日の質問への回答から、直前下見まで追加していただき手厚い対応に感謝いたします。
セール品からのピックアップ、お客様感激のピンクのワンピースまで、凛佳先生のオーラにはまだまだ追いつけません。
お客様から「充足感」という言葉をいただいたことで、
ショッピング同行は同世代の女性にこそ必要なサービスだと確信しました。
ありがとうございました。
直美さんもそうですが、ショッピング同行のサービスを現場で具体的に見せながら教えてくれるパーソナルスタイリストの養成講座はあまり無いようです。
今まで私がお聞きしたものだと、
テキストの文字ベースだったり、先生から口頭で軽く伝えられたり、スタイリングではなく診断タイプのピックアップだったりと、当会のパーソナルスタイリスト養成塾のスタイリング実習とはかなり異なるもののようです。
どの方法が正解であるかどうかは、人によって考え方も違いますし、パーソナルスタイリストの立ち位置によって変わってくるものだと思います。
私が考えるショッピング同行は、すでにカウンセリング時点で始まっていて、スタイリストのセンスや技術はもちろん必要ですが、クライアントさんのことをどれだけ理解できるか？が重要だと思っています。
営業テクニックではなく、仕事そのものでリピート率が上がるスタイリストになりたい、他の診断士やパーソナルスタイリストとの価格競争に巻き込まれたくない、そんな方はショッピング同行を磨くことをお薦めしますよ！
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